最近、よく見ていた夫婦系YouTuberが妊活で苦労しているのを見て、どうして女は子供が欲しくなるのか考えていた。
というのも私には「子供が欲しい」という感情が欠落しているため、苦しい思いをしてまで子供が欲しいという感情が長年謎だった。
しかし、欲しくなる可能性は転がっているだろうとも思う。
その可能性を2つ考えた。
1. 女性が年齢を重ねると押される"赤ちゃん欲しいスイッチ"がONになる可能性
2. 周りの女友達が出産子育てをし始めるのを目の当たりにし、「みんながやってるから自分もやりたい」となる可能性
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1. 女性が年齢を重ねると押される"赤ちゃん欲しいスイッチ"がONになる可能性
"赤ちゃん欲しいスイッチ"の噂は、様々なところで見聞きしてきた。ネットで記事を少し探しただけでも、以下を見つけた。
・コメンテーターのLiLiCoさんのインタビュー記事
LiLiCoさんは2回結婚しているが、初婚では欲しくなかった子供が、47歳で再婚してから欲しくなって妊活しているとのこと。
・芸人バービーさんの連載記事
以下抜粋
『アラフォー』と呼ばれる域に入り、幾ばくか経つ。
まだ、アレが来ない。年頃の女性たちが集まるとよく聞かされた、突発的に襲ってくるという、アレ。「子どもが欲しい」という突き動かされるような衝動。
・芸人いとうあさこさんの番組での発言
以下抜粋
いとういわく、「42〜43歳のときに、急に、本能なのかな、生まれて初めて『子どもが欲しい!』って大騒ぎしてた」時期があったという。それは1年ほど続いたが、「知り合いの産婦人科の先生に聞いたら、『いとうさん、それはDNAの最後の叫びです』」と言われたことを明かした。
若い頃に妊活せず、40代になってから「やっぱり子供欲しい」となって、不妊治療に金をつぎ込み、痛い思いをして、それでもなかなか授からないなんて日にゃ、後悔してもしきれない。
かといって、「将来もしかしたら欲しくなるかもしれないので作っとく」くらいの気持ちで作れる代物じゃない。
本能と理性、仲良くしてくれることを祈る。
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2. 周りの女友達が出産子育てをし始めるのを目の当たりにし、「みんながやってるから自分もやりたい」となる可能性
高校生の頃を思い出してほしい。
「2組の〇〇ちゃん、昨日彼氏とヤッたんだって。」「うっそーマジ?!」
こんな会話を帰り道に寄ったファミレスで繰り広げる同級生はいなかっただろうか。
これは個人差があるかもしれないが、少なくとも私にとって性行為を体験したという同級生は、なんだか大人の階段を数段上がっているスゴい人に見えた。
それと同じで、結婚→出産→育児と、人生の階段を上っている女友達を目の当たりにすると、その階段を上れていない自分が、女友達より遅れた人間だと思ってしまうのではないだろうか。
高校生の頃に話を戻すが、思い返すと前述の危険を伴う階段は上らなくて正解だった。
同じく、結婚から育児につながる階段も、必ず上るべきものではなく、上らない方がいい可能性だってある。
子供を作った家庭が必ずしも幸せになるとは限らないことは、近年増えている児童虐待の件数を見れば明らかだ。
そして、それは階段ではなく道の分岐であり、険しいけれど様々な景色が見える道か、代り映えのない景色が続くけれど平坦な道か、という違いに過ぎないのかもしれない。
現在の我が家といえば、「子供はどちらかといえば欲しい派」の夫は、渋々妻の意見を尊重している。
私が「子供欲しい」と言えば夫が喜ぶことは分かっているので、欲しくなれたら良いのだが、うーむ…
作らなければ、悩みは「作った方が良かったのかな?」という一つだけ。
作ったら、悩みは「養育費」「ママ友」「受験」etc...数え切れないほど湧いてくるだろう。
悩みが少ない方を選びたくなってしまう。
さて私の母性本能は何処へ?