以前、自殺のことをブログにした。
popololo-nyanya.hatenablog.com
その関連で、宗教について思うところがある。
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大体の宗教は自殺を禁止している。
キリスト教やイスラム教では「自殺は神への裏切り行為だ」というし、
仏教では「自殺者は地獄で苦しみ続ける」という。
自殺者はただでさえこの世で苦しんだから死を選んだのに、そんな人を悪者扱いする教義なんて救いがなさすぎるな、、、と思う。
以前、日経テレ東大学というYouTubeチャンネルにおもしろい動画があった。
臨済宗円覚寺派管長の横田南嶺さん(仏教界の重鎮)が、「宗教家に騙されるな」というテーマで出演された会。
横田さんはこうおっしゃっている。
「ホモサピエンスが繁栄した理由は、貨幣、国家、宗教を作り出したから。それらはすべて架空・虚構のもの」
宗教家が(自分の宗教を含めて)「宗教は虚構」だと言うのがメタ的で面白かった。
宗教は、民衆が団結し、秩序を保ち、外敵を排除する強い集団を結成するためにつくった人間の発明だと思えば、おのずと自殺をタブーとしている理由もわかる気がする。
他にも、宗教関係でお気に入りの動画がある。
砂漠気候にイスラム教徒が多い理由を解説した動画↓
イスラム教は豚を食べることや飲酒を禁止していることで有名だけれども、それら教義が砂漠気候での生活に有利にはたらくこと
なぜ一神教はみな砂漠気候で生まれ、かつ、一神教の国は戦争が多いのかということ
についての説を分かりやすく説明していて、非常に興味深かった。
ちなみに、、、
私の親は寺の行事に参加したりお布施したり信心深いが、私自身は特定の宗教を信じていない。
小学生の頃はお経を暗記して、親に披露して褒められていたこともあるが。
結局、神に媚びても幸せになんねーなという実感を持った。
困難や災難にぶち当たった時、その原因を「信心のなさ」にしてしまうと、本質的な要因を考えなくなるし、効果が証明されていない宗教儀式に一生自分の限りある時間を割かなければならないのはもったいない。
とはいえ、真夜中のお墓は怖いし、お守りはゴミ箱に捨てず神社の回収箱にもっていくタイプだが。
ただの自由大好き人間かもしれない。
だから無職なのか・・・( ^ω^)
無いことの証明はできないから「神はいない」とは言えないけれど、いたとしても人間が想像できるようなものではない気がする。